地方公共団体が発注する公共工事では、契約方式のほとんどが指名競争入札の方式を採用しております。この指名競争入札に参加するために受けなければならなのが経営事項審査(経審)です。
公共工事を発注する国や地方公共団体は経審の結果に工事成績や工事経歴を加味してその受注できる工事の範囲を決めます。
点数に応じてS・A・B・C・Dのように「格付け」を行いますが、Bの格付けをされた方はS・A等級の公共工事には入札参加できないことになります。
このように「格付け」の判断の大きな拠り所になるのが経営事項審査(経審)です。
また、昨今では民間工事の場合でも発注者が経審の総合評点を業者選定のポイントにするケ-スが出ており工事施行業者の相対的な実力を判断する指標ともなっております。