新しい年

ホテル

新しい年が明けた。
いきなりマンションのエレベ-タ-が故障との張り紙がされており、5階までの階段を上り下りしている。前途の多難さを予測するに充分な天からの贈り物だ。
全く、この先一年が思いやられる。

年末にNHKで、亡くなったタ-シャ・テュ-ダ-の追悼番組を放映していたが、心に沁みた。年々歳々季節がめぐり花は咲くが、ひとは老いて確実に死へと向かっている。
ある程度まで生きたら、新年の始まりは、またひとつ覚悟を決める節目の時なのかもしれない。

いつも髪を刈りに行く床屋のおばちゃんがボランティアで老人ホ-ムへ年に何回か行くらしい。年末に刈りに行くと、こんなことを語っていた。
「ホ-ムでは多くの人に接するが、過ぎ去った日の楽しい思い出をいっぱい語る人もいる。その反面苦労、苦労で生き抜いて何ら振り返れる楽しい思い出を作れなかったひともいる。本当に気の毒だけど寂しい可哀相な人生だなと思う。」

人は、個々に課せられた制約の中に生きる訳であるが、今年もできる範囲で「よく仕事しそしてよく遊びたい」と思う。
本当に人生は一度きりという想いは年々強まる。

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