ショパン

小学館の発刊する雑誌「サライ」を本屋でパラパラ捲っているとショパンのピアノのCDが付録に付いている。時間にして約50分、演奏するピアニストも錚々たる人たちであり、定価780円を「安い」と思って買った。実際に聴いてもなかなかのものである。

帰宅して「サライ」のショパンの特集を読んでいると母国ポ-ランドに関する記述などがある。大国ロシアとドイツの間で国家としての独立すら失った苦難に満ちた歴史などがつづられていて同情をそそられる。
一般的にヨ-ロッパというと豊かで明るいイメ-ジを抱くが東欧地域については現代でも難しい現実に直面している国は少なくない。

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そういう中で今回の大統領一行を乗せた飛行機の墜落事故である。
大国ロシアとの間の歴史にひとつの区切りをつけようかという際中での惨事であった。
原因の一つに操縦ミスと共に機体の老朽化が挙げられていることが悲しい。
一国の元首の乗る飛行機にである。

現在北朝鮮等で飛行している数少ない機種と同じという報道もあったが、劇的な経済発展を遂げるでもなく、それなりの国力でつつましく運営しているポ-ランドという国の内実が偲ばれる。国家としての自立は勝ち得ても相対的な暮らし向きという面ではショパンの生きた時代とさほど変わりはないのかなとも思う。

色々な背景を知りながらCDを聴いていると、また色々考えさせられることも多い。

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