談志逝去

立川談志が亡くなった。
偶然にも弟子である立川キウイが書いた「万年前座」を読んでいる最中でありびっくりした。

5年ほど前、落語会を題材にした「破門」という本を読み、その中でキウイが採り上げられていたことが「万年前座」に至る布石となっているが二つの本で活写される談志は確かに世間の常識の枠内には納まらぬひとのようである。

ともかく弟子も師の訃報を身内による葬式の後知ったらしいが、まったく粋な世間との決別だと思う。弟子たちの脳裏に残る師匠は衰えたとはいえ元気な姿をいつまでも保っているであろうし談志が最後に見せた弟子たちへの愛情のようにも思える。

本年も鬼籍に入った人たちが週刊誌で採り上げられる季節となったが「死」は誰にも平等に訪れるものという事実を冷静に受け止められるようになってきている。

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