ランドセル俳人

新聞紙上に「ランドセル俳人の五・七・五」という本の広告を見てから気になっていた。
いじめで不登校となった11歳の小学生、小林凛君が詠んだ句集である。

購入後一読してみて余りのクオリティの高さにびっくりである。
「本当に小学生が詠んだ句なのか」と久しぶりに驚いた。

 生まれしを幸かと聞かれ春の宵
 亡き祖父の箸並べけり釣忍
 紅葉で神が染めたる大地かな

朝日俳檀で認められるのも頷ける。
句作の根底にあったものが、「いじめ」ということで本当に可哀想だと思うし、おばあさん、お母さんのコメントにも同情を禁じ得ないが「この本もきっかけの一つとなりより良い出会いが拡がればいいな」と願わずにいられない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です