スズメ

クレア・キップスの「ある小さなスズメの記録」を読んだ。
1950年代つまり第二次世界大戦中に或るピアニストの女性に拾われたスズメのヒナが彼女との11年余に渡る長い生活を全うするという話だ。

驚かされことは多々あった。
まづ、あれ程小さいスズメでも10年以上の生命力があるということ。
スズメにも感情はあり同居人の愛が他者に向かうと嫉妬心が芽生えるということ。
身に付けた芸を観衆が称えるとより以上に応えようとする感情もあるということ。
生きるもの全ては主体を持つ尊い存在なのだと強く思い知らされた。

早朝ベランダで鳴く鳥の声をうるさく思う時もあったが、意志あるものの何らかの感情の発露として耳を澄ましたいと思う。

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