楽しみな今年のプロ野球ドラフトも終わった。
人気は高校生3選手に集中したが阪神は相変わらずくじを外し残念であった。
2回抽選で敗れ最終的に1位社会人外野手、2位高校生内野手となったが、もう少し戦略の立てようもあったように思う。
昔の阪神のドラフト指名は大阪商人らし強かさも随所に見られたように思うが現在はフラットで戦略的に深みを感じない。
現在のドラフト巧者はくじ運の強い弱いを度外視しても日ハム、DENAと云えようか。フアンも楽しみであろう。
尤も一年にドラフトで70人余り指名されても成功するのは15人前後と思われるので5年ぐらい経たないと各球団のその年の成績付けできぬのも事実だ。
来年以降、契約を結ばぬ自由契約の通告も、今年はほぼ終了したが高卒2年目、3年目の解雇も多かった。
可哀想ではあるが早く見切りをつけさせ新たな人生を歩ませようという球団の温情も感じられぬこともない。
時々、お酒を片手に過去のドラフトの資料を読んでいると誠におもしろい。
各年ごとの各球団の成功、不成功が一目瞭然である。
頭脳明晰、医者の路も選択できたであろう大阪桐蔭の根尾君のプロ野球挑戦がどういう結果になるのか今年は殊のほか興味は尽きない。